製品紹介

旋回流型流動床焼却炉用標準炉砂製品規格

名称 流動砂(川砂)
産地 愛知県庄内川(春日井市高蔵寺地区)産天然川砂
粒度配合 3号 10~ 14mesh (粒径1.19㎜~2.38㎜) 70%以上
4号 20~ 28mesh (粒径0.59㎜~1.19㎜) 70%以上
5号 28~ 48mesh (粒径0.297㎜~0.84㎜) 70%以上
6号 48~100mesh (粒径0.15㎜~0.42㎜) 70%以上
成分割合
重量法及び原子吸光光度法、但測定前処理は溶出に依る
SiO2 93以上 Wt%
Al2O3 5以下
Fe2O3 2以下
R2O 1以下
Ignition Loss 0.8%以下
耐 火 度 SK 32(1710℃)
乾 燥 率 95%以上
PH 6~7
比重 真比重 2.6前後
嵩比重 1.5前後

流動砂

旋回流型流動床焼却炉用標準炉砂(流動砂)は、愛知県庄内川(春日井市高蔵寺地区)産の100%天然河川砂です。流線型の粒子が得られ、シリカ(SiO2)分の純度が高過ぎない為に、熱、ガス、酸等に高度の抵抗性を有し粉化し難いという特徴を持っています。即ち、焼却炉用砂として消耗が少ないという利点が有るのです。

流動砂は、川岸又は川床より採取した砂を、①粗篩にかける、②水洗いする、③バーナーに依り乾燥させる、④号数ごとに篩にかけ粒度を揃える、⑤袋詰めする、という5工程を経て製造されています。荷姿としては、1t入フレコンバック、30㎏入紙袋などが有ります。

焼却炉用砂としては、他に一般流動砂、破砕砂などが使用されています。一般流動砂は、いわゆる天然珪砂(山砂)であり、全国に産地が有り、いずれの産地のものも化学成分、粒度分布に大きな差異は認められませんが、流動砂に較べ鋭角的な粒子を有し、又シリカ分の純度が高い為、クラックが生じやすく消耗が早くなります。破砕砂は人造珪砂とも呼ばれるもので、珪石を粉砕し調粒する為、衝撃に依りさらにクラックが生じやすく、クラックに内包される空気、水分が熱に依り膨張し粉化飛散する可能性が最も高いので、焼却炉用砂としては不向きであり、寧ろ鋳造用等の用途に多く使用されています。

流動砂は、100%天然河川砂である為、採掘に際して制約が有り、大量生産が困難です。目先コストや納期の点では、少々気になる面も有るかも知れません。従って弊社では、ユーザーのご要望に依り前述した3種類の砂のいずれもをご用意させて戴いておりますが、原則としては、長期的なスパンに立って消耗が少なく、結果的には低コストを期待出来る流動砂のご使用をお勧めしております。目先コストや納期の点にても、改善の努力を重ねておりますので、今後共宜しくご用命を賜りますよう、お願い申し上げます。

流動砂製造工場

愛知県瀬戸市曽野町300番
株式会社昌栄マテリアル・中部工場

流動砂納入形態

荷姿 バラ、1t入フレコンバック、750㎏フレコンバック、30㎏入紙袋、
20kg入紙袋
物流 20tトレーラー車、15t車、4t車、ユニック車、JRコンテナ便、
小口ルート運送便

その他ご要望に依りお打合せさせて戴きます。

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